新年ご祈祷大般若転読会

新年ご祈祷大般若転読会では、ご参拝された皆様と僧侶が一緒になって600巻ある大般若経を大声で転読し、より良い一年となることを祈願いたします。
また、ご祈祷後には祈願の証でもありますお札も授与させていただきます。どなたでもご参加可能ですので、気持ちの良い新年のスタートに、どうぞ三津寺にご参拝ください。

行事概要

日時
  • 1月3日(金)/一座目14時–、二座目15時–、三座目16時–
場所

三津寺 庫裡にて受付後、本堂にてご祈祷いたします。

費用

5,000円
 ※ご家族単位でご祈祷し、授与品を一セットお授けいたします。

【授与品】
お札・ポストカード・シール 各一つ
※追加のポストカード・シールセットは1,000円でお求めいただけます。
※ご祈祷会に参加できない方は郵送等にてお札を授与いたします。

予約

 ※当日受付も可能ですが、授与品に限りがあるため、できるだけ事前にお申し込みください。

三津寺までお電話かメールにてお申し込みいただくか、リンク先のストアーズのサイトからお申し込みください。

【三津寺】
: 06−6211−1982
   info@mitsutera.jp

【三津寺ストアーズサイト】
: https://mitsutera.stores.jp/ 

その他

※ご参拝の方は 一座目 14時〜、二座目 15時〜、三座目 16時〜
いずれかの座に間に合うようにお越しください。

※ご祈祷会には、お一人でも、ご家族 一緒に参加いただいても問題ありません。

大般若転読会とは?

 仏教の知恵が詰まった「大般若波羅蜜多経(だいはんにゃはらみったきょう)」という大変長いお経があります。その巻数は600巻、字数にして 6億4000万字にも及びます。唐の三蔵法師であった玄奘三蔵(げんじょうさんぞう)が、命がけでインドから中国にもって帰られ翻訳されたお経です。
 このお経は、手にすること・目を通すこと・読誦すること全てに利益があるとされており、経典をすべて読むことはもちろん、「大般若波羅蜜多経巻第〇〇」と、お経のタイトルを大声で読み上げたのち、経典をバラバラとめくる【転読】という方法でもよく読まれてきました。
 三津寺の新年ご祈祷大般若転読会では、ご参拝された皆様と僧侶が一緒になってこのありがたいお経を大声で転読し、より良い一年となることを祈願いたします。
 また、ご祈祷後には祈願の証でもありますお札も授与させていただきます。どなたでもご参加可能ですので、気持ちの良い新年のスタートに、どうぞ三津寺にご参拝ください。

授与品のお札はお部屋に飾りやすいデザインを考案!

 今回、お部屋に飾りやすいお札のデザインをお願いしたのは剪紙絵作家の谷田有似(たにだゆに)さんです。谷田さんは大学卒業後に中国に留学され、伝統的な剪紙を学ばれました。基本の剪紙作品や薄い和紙を切り出した後に着色する彩色剪紙作品などを制作され関西を中心に個展やイベント出展などで活躍しておられます。谷田さんには三津寺改築落慶の際にも非常に素敵なデザインの手ぬぐいを制作いただいています。

谷田さんの剪紙絵作品
谷田さんデザインの三津寺オリジナル手ぬぐい

剪紙や吉祥宝来をイメージしたお札に。

 「剪紙(せんし)」とは、中国の切り絵・切り紙のことで、一般的には紅い紙でめでたいモチーフを題材に切り、春節や結婚式など、めでたい時に飾られています。
 日本の切り絵は高野山発祥の吉祥宝来が有名ですが、これは弘法大師 空海さまが中国留学の際にこの剪紙を学んで日本に持ち帰り、ワラが取れない高野山でしめ縄の代わりに飾られたと言われています。以後、吉祥宝来は人々の平安と幸福を願う正月飾りの役割を担うようになりました。
 谷田さんには、来年の干支の巳(へび)や様々な縁起物を組み合わせて非常に素敵なお札のデザインを切り出していただいております。きっとお部屋に飾りたくなるデザインのお札となりますので、どうぞ皆さまご期待ください。